俺は、この人の―――でっかい夢を堂々と言える涼子さんに驚いた。 そして、人間の本能なのかな―――ここでバイトすれば、なにか将来が見える気がしたんだ。 「あ、ごめんね…勝手に夢語っちゃって―――――昔は、夢に届きそうなころまでいったからさ」 涼子が苦笑いしながら言う。 夢に届きそうな所か。 気まずっ! 話そらさなきゃ―――――俺はそう思ってこう言った。 「てか、こんな所裏路地に店なんてなんてあったんすね」