「ボクと遊んでよ!」


「あら、ちいさいぼうや。あなたのお手ては
まだ切手を貼ることもできないのよ。」
たばこ屋のおばさんがいいました。


「ボクと遊んでよ!」


「だめだ、だめだ。ちいさいぼうや。おまえの
ちいさいおつむでは大根の数もうまく数えられや
しない。お家に帰るんだ。」
八百屋さんは仕入れた野菜に値段を
つけていました。