engage−あの日の約束




「もう少し休んでて」



そう言って、先輩はまた部屋から出て行った。





あらためて部屋を見るとけっこう広い。



ここマンションだよね?



ほかの人の声聞こえないし、一人暮らしなのかな?





こんな綺麗なマンションに一人暮らしって、もしかして先輩、お金持ち!?





わたし全然、先輩のこと知らないよね。



いや、知ってるのも変だけど、先輩のこともっと知りたい。





そんな感じがする。




これってもしかして・・・





「乙葉」



一人で考え事をしていると先輩が戻ってきた。




「まだ立てない?」



言われて足に力を入れたけど、無理だった。




「まだ無理です」


「了解」








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