「わっ!!」



「おっと・・・」



誰かにぶつかった。

軽くぶつかった程度だったから転んだりすることはなかった。



「ご、ごめんなさい」


「いや、俺は平気だけど・・・君は?大丈夫?」




!!・・・この声!
確か秋原 秀典・・・先生。


あたしは勢いよく顔をあげた。



やっぱり色っぽい声・・・どんな顔してるんだろう。





「えっ・・・」




ヤバい・・・




超イケメン!!




あたしは恥ずかしいことに秋原先生に見とれてしまった・・・。


「?・・・大丈夫?」



先生がジッとあたしの顔を覗き込む。