第三章 お昼の客
「ふう、つかれた~・・・。あ!もうこんな時間!かえらなきゃ。」

今日はお昼から勉強。私は勉強だいっ嫌いなんだけど・・・、しかたない。
受験がせまっているから。

あ~、おなかすいた~。

スタ、スタ・・・。

「?」

ぴたっ。

な!なによ!あたしの家の前でなんか用事でもあるのか?

玄関の前で・・・。私は様子をうかがった。

・・・。

とんとんっ!

私の右肩にだれかの手がふれた・・・。

きゃーーーーーー!

「き~よ~ちゃんっ!どしたの?」

びくっ!!!

「あ、あはは、おばちゃん、なんでもないよ。」

はあ、びっくりした~。




あれっ?いない・・・。

キョロキョロ・・・。

どこいったんだろ?