第二章 不気味なオルゴール

ジングルベ~ル、ジングルベ~ル、スズがなる~

クリスマスの時期になった。

17日 私はパソコンで、オルゴールを買った。(^-^)

そのオルゴールはお店によく売っているようなものであったが、曲名が書いてなかった。

クリスマスなので友達にこのオルゴールをあげることにしていた。

曲名が書いてなかったので、すこし、その曲を聴いてみることにした。

スイッチを入れた。

鼻にツーンとくるようなにおいが部屋じゅうに広がった・・・。なんのにおいだろう??

・・・、血のにおい・・・?

このにおいと共に不気味な曲がながれた。

「・・・っく、ぎぎぎぎっ・・・。」

一瞬、オルゴール?と疑った。年をとった老婆のうめき声だった。

怖い・・・。すぐにスイッチをとめた。

あれ?

とまらない・・・。

は、はやくとめなきゃ・・・。ぶるぶるふるえる手で何冊もの厚い本をオルゴールにな

げつけた。

ばきっ!鈍い音がした。そしてあの不気味なオルゴールもとまった。

本をおこすとそこにはこわれたあの不気味なオルゴールがあった。

それを手にとって中身を確認すると、なにやら白く細長い毛が見えた。

白髪・・・。

これはなんなのだろう。あのうめき声に関係しているのか・・・。

買ったオークションのサイトに連絡しようと思い、ページを開いてみると・・・、




  もうそこにはあのサイトはなかった。

おそかったのだ。

      ~真夜中のミステリー~