「シー…ッ。…あまりにうるさすぎると神様に怒られるぞ?」 俺がそうやって注意すると、椎は急いで手で口をおさえた。 ………かわいい奴ッ♪ 「…行くぞ?」 「うんっ♪」 お賽銭を入れて、パンパン手を叩いて目を閉じる椎。 俺は自分の願い事を言い終わると、横目で椎をみた。 「……………。」 ……妙に長いな。笑 「……………よしっ」 椎はやっと願い事を言い終わったみたいだ。