梓は俺の赤いシャツの裾を引っ張る。



「あたし以外の女の子に、そんなこと言わないでね?」



…言う訳ねぇじゃん。

俺がどんだけ梓のこと好きか知ってっか?

言葉では表せねぇくらい、すげぇ好き。