──クリスマス1週間前。

あたしはいつものように、お弁当を持って屋上に来た。

でも、いつもは凌央の方が早いのに今日はまだ来てなかった。

珍しいなぁ…。

そう思いながら、あたしはいつもの場所へ座った。


「悪ぃ、待った?」


そのとき、凌央が来た。