「梓、泊まるよな?」

「えっ!?」

「断ったら、押し倒すよ?」


ご両親に聞かれないような小声であたしに囁いた凌央。


「と、泊まります!」

「じゃあ、夕飯の用意するねー♪」


凌央のお母さんがキッチンに向かった。