空が泣いた～忘れられない約束～

近藤　愛海・・・





あたしを捨てた女




「嘘っあの人があたしに何するのっいまさら」
あの人は・・・・っ



「あなたを・・・・捕まえる」
捕まえる？
いまさら？


「近藤家にとって無くてはならない存在があなた」
なにそれ・・・
無くてはならないって・・・
いらないんじゃ・・・



「近藤愛海が結婚した人はヤクザ・・・でも愛海さんは子供を産めない・・・だから血のつながったあなたを必要としてる・・・」
なに・・・よ



「でも近藤組は駄目なヤクザ・・・だからつぶす」
だからあたしがいちゃ困るってわけかぁ


「守ってくれてありがとう」



少し顔を赤らめて



「仕事だから」
そういった



てか・・・
「あんたしゃべり方・・・ちがうくない！？」
さっきまでと・・・



「・・・あれ。嘘の自分・・・空には見てほしいの本当の自分」

「どうして嘘の自分を・・・？」

「こんなんだから愛されなくなった・・・でも空は・・・・違う？」
そうか



「千佳・・・本当の自分をだしても愛してくれるひといるよ？」