空が泣いた~忘れられない約束~

そんなこと・・・
一度も言ってない




「嘘です!先生の片思いなんでしょう?」

「・・・圭吾にはたくさんの彼女がいるの・・・みんなきっと遊び。あなただけが本気で圭吾がすきなのね・・・圭吾はきっと遊びなんだろうケド」


「圭吾とあたしは本気で恋愛してるの!」
あたしは圭吾との待ち合わせ場所に行った



理科室



「圭吾?」


「あ!由香~遅かったから心配したぞ?」
そういって
開いていた携帯を閉めた


「圭吾って・・・・」
いっぱい彼女いるの?
そう聞きたいのに・・・っ



「あたしのこと好き?」
こう聞いてしまった

「うん。好きだよ」
違う
違う


「圭吾・・・は遊びなんでしょ?」
違うよって言って?


「うん・・・聞いたのか?」
やめてよ
「うん・・・先生に」


「そうだよ一生懸命な中学生はかわいかったからね」
そう笑ったんだ


「じゃもう終わりだな。市原。恋人ごっこは終わり。俺もつかれたんだ」

「う・・・そ。けいっ「先生だ」
あぁ
本当に遊びだった



「先生と生徒に戻ろうか?市原」