空が泣いた～忘れられない約束～

「ねぇ・・・２人とも無理してる」
千佳が言った



「目・・・笑ってない。自分に嘘つくのやめよ？」
そう千佳が顔を近づけていった



そして



ちゅ・・・



「嵐・・・2年後・・・あたしを迎えにきて？」

「分かった・・・」

「あたしを。彼女にして・・・？そしたらあたし生きれる」

「分かった」
そう返事した


いや・・・
そう返事するしか無かった
だって
千佳が俺のせいで死ぬなんて・・・。




「これが俺たちの話」

・・・。


「嵐の誕生日は今日だもんな」
そういった卓也


「・・・由香？」

「嵐のバカ！！！！！言ってよ！約束あるからって！そしたら・・・・ちゃんと一緒に考えたのに・・っ」
由香・・・・。



「由香・・・ごめん」

「何？忘れてたの？それとも不安になるとでも思った？」

「不安になると・・・」

「バカじゃない！！！！？言ってれば不安にならなかった」
そういって走っていった


「嵐！追いかけなよ」

「千佳・・・は？」
こいつ！

「あたしが千佳ちゃんおいかけるから！！！！！」
あたしも走った