カリンside
「これね…」
私たちはレオンに森の仕組みを教えてすぐに魔方陣を見つけた。
「じゃあこれはミユがもって行って打ち合わせの場所で待機してて。」
「うん。ありがとうカリンちゃん。」
ミユは笑顔をわたしに向ける。 ホントに…小さな子供みたいね
「気を付けるのよ。」
それを聞いて彼女は頷き、また戻っていった。
「さてと…じゃあ私も探しますか。」
気を引き締めて探しだそうと思ったとき―――
「!?」
気配……
レイピアを取りだし反転してそれをつき出す。
「おっとぉ~さすがはカリンだな。」
そこにはガイさんのチームの一人がいた。
「そんな殺気だってたら誰でも気づきますよ。…何か?」
少し殺気をこめていい放つ。
「いやぁ……お前の筒を貰おうかなと思ってなっ!!」
そう言うなり後ろに飛び、銃を取りだし発砲する。
しかしそれは私には当たらない。
銃弾の軌道を瞬時に見抜き体の動きを最小限にして回避する。
相手はそれを見て舌打ちをしてまた発砲をする。
はぁ…もういい………
