店はファーストフード店で客もそれなりに多く賑わっていた。
先に入った二人は店の端の方の席についていた。
ヒリョウが険しい顔で手招きしている。どんなだけ飯を食べたいんだ。
そんなこと考えながら早足で歩み寄った。
俺はヒリョウの隣、ミユはカリンの隣に座った。
「とりあえずメニュー頼みましょう。」
カリンに言われそれぞれメニューを見始める。
……
「じゃあメニューも届いたことだし食べるか」
「「「「いたたぎます」」」」
それぞれ飯を食べ始める。
「レオンと飯を食べるのは初めてよね。」カリンが言ってくる。
「そうだな。色々用事があったから。」
「用事って何なんだよ?」
飯にがっつきながらヒリョウが言う。
「まぁ色々な…」
「言えないことなの?…」
ミユはヒリョウとは違って、食べるのを止めてから言う。
「そうだな…ミステリアスの方がいいだろ。」
ミユは下を向いてしまった。
あれ?はずしたかな…
「気持ち悪いわよ…」
カリンは冷たくいい放つ。
それから、現世での話をしたりして盛り上がった。
