『コンコン』 その音で目が覚めた。 外を見ると、薄暗くなっている。 2時間くらい、寝たのかな... 扉を開けると、 「花乃~...お母さんが呼んでるんだぁ...降りてきてぇ」 いつも、どうりの...那智。 何事も無かったかのように、前と変わらない。 もしかして、昼間のは夢だったのかな? 「あ...うん」 部屋を出て那智の後ろを歩く。 やっぱり...桃の香りがした。 「お母さん達、何の話だろうね。」 「...そっ..そうだね」