「今日は、雨が降りそうだねぇ」 空は、さっきまで晴れてたのに今は雲が空に広がって薄暗い。 「本当だ...夕立来るんじゃないかなぁ?」 他愛もない会話をして、階段を下りる。 階段には、野球帽を被った男子と吹奏楽部の女子が数人いた。 「傘、持ってきてないのに....」 「ねぇ、今「楠原」 不意に呼ばれた名前にドキッとした。 誰? 後ろを見ると、相神が無愛想な顔で立っていた。 「びっくりした...どうしたの、相神くん」 そういうと、相神はプリントを渡した。