花乃SIDE






「キャアアアアアー!」





あたしの悲鳴が、家中に響いた。
なんで、朝1でこんな悲鳴をあげたかと言うと....





「どうしたの?大きな声だして」





あたしの布団から、顔を出したコイツのせい。
整った顔で、目をこすりながら横で動く。





「なッ...何でいるのっ!」

「なんでって、鍵開いてたから?」