おばさんから手紙を受け取り封を切った。 [優斗へ 優斗がこの手紙を読んでいるってことは私はもうこの世にいないんだね。 置いて行っちゃってごめんね。 本当はもっともっと優斗と一緒にいたかったんだ。 優斗の優しさうれしかったよ。 優斗の腕の中あったかったよ。 優斗大好きだったよ。 さよならなんてしたくないよ。 優斗愛してる。 彩より] 気づけば僕の目からは涙が流れていた。 「彩、僕も愛してる。」 空に向かって叫んだ。