もうこんなことは嫌だと思っているのに… また症状が出てくる。 …すぐ帰ろう。 「瞬ー」 「あっ、しの先輩♪」 トコトコと寄ってくる瞬をまっすぐに見れない。 まだこの症状がわからなかった。 「今度、合宿あるから…準備しといて?」 「マジすか!?それ、先輩も行きます!?」 「うん」 そう答えると、キラキラと目が輝いた。