「しの先輩…。瞬は集中治療室ですよ。」 「あっ、バカ!」 芽は教えない、と分かったのか。 そばで見ていた海心くんが、私に教えてくれた 瞬、無事だよね…!? 大丈夫だよ、って笑ってくれるよね!? まだ、身体が完全じゃないにも関わらず、私は廊下を走った 途中、看護婦さんに注意されたけど、そんな状態じゃない! 無我夢中で私は走った。