瞬side



それから何時間が経ったのか。


真っ青だった空がだんだんと赤く染まってきていた





目の前の彼女はそんなのことも気にせず…はしゃいでますよぉ……


――こんな風に。




「しのぉー…相手してよ」



「あっ、今度あれ乗ろう!」




「しの…休ませて…」



「ジュース飲めば?」





俺そっちのけですか…



ってか、なんでジェットコースター以外の乗り物、こんなたくさんあるわけ!?


それのせいで、しのと全然話せてないんだけど!




遊園地のバカ野郎!!