「帰れないよ」 「ん~あっ、そうだっ」 ガタッ イスを引く音とともに、瞬は立ちあがった 「しのっ家行っていい!?」 「はい?」 「だって親いないんだもん…こんな時間だし」 「まだ夕方なんだけど」 落ち込む、瞬 もしかして、遅くまで帰ってこないのかな?