「そんな睨むなって。」 いつの間にか、睨んでいたらしい。 「いつから恋してんの?」 「んー中2くらいから。」 「マジか」 マジだよ…先輩、俺もう2年間も片想いしてるんだよ? だから早く振り向いて―――⋯ 「俺、恋なんてしたことねぇから応援しかできねぇけど。 お前の味方だ!頑張れよ!」 「意外に良い奴なんだな。」 「意外っていうな!」 海心だっけ? なんか、話しやすいなー 海心に言われて、また教室に俺は戻った。