兄ちゃん… 俺、先輩を幸せには出来ないのかな… …兄ちゃんみたいに。 天に向かって呟いた俺は悲しい顔をしていただろう。 だって…兄ちゃんはココにいないんだから。 目から1粒の涙が落ちる。 先輩を守りたい。 そう強く思った。