俺はクローゼットから 1つのギターを取り出した。 茶色いギター。 少し古びているが 愛着はたっぷりだ。 「・・・久しぶり。」 ギターを撫でながら 小さな声でそういう。 周りから見たら ちょっと危ない人。 ・・・かもしれない。