コンコン


扉をノックする音が聞こえる。



それと同時に、

「日野くーん??」


と呼ぶ声が聞こえた。





少し甘ったるい声で
俺の名を呼ぶ。




俺にとっては
少し、不快な声。





「・・・勝手にどうぞ。」



俺がそういうと
ガラッと扉が開いた。


そして薄いピンク色の
ナース服を着た、

童顔気味の看護婦が来た。