僕の天使に贈る唄


『テイク2!!』




上機嫌の声で、
母さんらしき人はそういう。









・・・テイク2?




多分この人は、
機械音痴なのだろう。


親父もだけれど。






俺はため息交じりに
画面をただ黙って見ていた。







母さんはソファーに座り
2度ほど手を振った。









その容姿を見て絶句する。



人はこんなにも、
人に似るのだろうか。






金髪に青い目。


少し丸顔だけれど
俺に瓜二つだ。