『あたし、さ・・・ まだまだいっぱい 見たいものがあるの。 やりたいこともあるの。 恋人と手を繋いでデートしたり 結婚して子供つくったり。 幸せな・・・・・・ 温かな家庭を持ちたかった。 でもあたしには、もう無理だね。 だからそれを、 あたしの代わりに奏がして。 あたしを奏の中で 生きさせてよ。 あたしはまだ死なないよ。 奏の心臓として生きるの。 死ぬときは一緒。 そうでしょう?』 ・・・そういうことか、 と小さくうなずく。 美音の問いかけに対しても。