「・・・くッ!」 少し刺しただけなのに 激痛が走った。 俺は地に膝をつける。 服にはじんわりと 血がにじんでいる。 ・・・でも、俺は 後悔などしていなかった。 後戻りも出来ない。 目を閉じ思い浮かぶのは・・・ 美音のことだけ。 俺はナイフを握る手に さらに力を込めた。 ・・・ときだった。