「はぁッはぁッ・・・」 びっしょりと体が濡れていた。 枕も、布団もだ。 それはただの汗ではなく 冷や汗も交じってる。 そして背筋が凍るような 嫌な感覚に陥る。 “ばいばい” 美音のその言葉だけが 頭に響いた。 「・・・奏くん。」 弱々しい声で呼ばれた。 聞こえた方向に目を向けると 目を真っ赤にしたセンセーが 呆然と立ってた。 ・・・嫌な予感がした。