どうせならこのまま 呼吸が止まってしまえばいいと そう、思った。 自分の胸を、心臓を えぐるようにグッと握った。 「・・・ッ!」 何ともいえぬ痛みが 俺を襲った。 そして・・・手を放した。 汗が頬をつたう。 ・・・死ぬのは、怖い。 誰だって同じだ。 俺は結局、死をおそれる ちっぽけな存在なのだ。