僕の天使に贈る唄



「ここに、誰が来るんだよ。」




当然の疑問だった。


声に抑揚なんてつけず、
真顔でただそう尋ねた。





センセーは気まずそうに
俺から目をそらす。


そして、言った。



「・・・美音ちゃんだよ。」





その言葉に愕然とした。



ユナも不安そうに
センセーを見つめる。


小さな手で
俺の手を強く握りながら。