美音の病室を開けると 岡山センセーと 3人の看護婦がいた。 そしてその4人に 囲まれているのは 美音だった。 緊迫した状況だ。 一瞬ドラマかと思った。 ー・・・いや、思いたかった。 でもそれはドラマでも 何でもなくて まぎれもない事実だった。 気が付くと 俺はふらふらと美音に 近寄っていた。