僕の天使に贈る唄


「リサはな、
お前が生まれることを


誰よりも
楽しみにしてたんだ。




毎日腹をさすって


“元気に生まれて
きますように・・・”


そういってた。





それにハーフだからな。


容姿については
心配してたよ。



“私に似たら
いじめられないかな?”


ってな。




奏の容姿を見ることなく
死んでしまったがな。」





・・・親父の顔を見れなかった。




でも声は震えてた。

鼻をすする音が聞こえる。





泣いている、らしい。