俺はずっと、 先の見えない暗い道を 独りでがむしゃらに歩いて たとえそれが迂回路でも はたして、 辿り着くのだろうか。 “同じ道”というものに。 俺は全く、 そんな気はしないのに。 ため息交じりに またペンを握る。 またノートと向き合った。 それでも頭に浮かぶのは 親父のことばかり。 「親父・・・来るのか・・・。」 気が付くと、 そう呟いていた。