そしてしゃがみこみ、 美音の白く小さな手を握る。 「何で、どうして、 言ってくれなかった?」 気が付くとそう言ってて、 そして本心。 「そんな頼りない? 美音の力にはなれないのか? もっと頼ってくれよ。 もっと言ってくれよ。 俺は、美音の力に なりたいんだよ。」 震えた声で、そういう。 美音の顔を見ないで言った。 どんな顔をしているかは 見てないから分からない。 でもずっと、 必死でしゃべってた。