この病棟は、 俺の入院している 病棟でもある。 俺は息を呑んだ。 淡い、期待。 美音はきっとここにはいない。 どこかで、 こことは違うどこかで きっと元気に暮らしている。 そう思ってないと 俺は立っていられなかった。 美音には、 いつまでも元気に 笑っていて欲しかったんだ。