僕の天使に贈る唄


「検査の時間よー。」

「また・・・ですか。」


「またですよ。
じゃないと良くならないの。」


小馬鹿にするように
笑いながらそういった。





「ほら、行くわよー!」

「はいはい。」




ちょっとパワフルで、
美人・・・というより
可愛い看護師。






名前は柊亜子(ヒイラギアコ)。

この病院じゃかなり有名。





ここの入院患者全員が
知っているのではないだろうか。