_ちょこん。 椅子に座った保佳は少しびっくりしている。 「ね………玲…………」 「何? どーしたの?保佳」 「何で朝からサバの味噌煮なの?」 あぁ………… やっぱ突っ込んだか……。 「冷蔵庫開けて最初に目に付いたから……」 「それだけ?」 「うん……他に何か言わなきゃいけない?」 「ううん………いただきます」 パン!! 保佳はそう言うと手を合わせていただきますをした。