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こんなくだらない世界、早く終わっちゃえば良いのに。





私がポツリと呟いた独り言はすぐに周囲の騒音によって掻き消される。



真っ青な空には綿菓子のような雲がゆっくりと流れ、私達の教室からは体育の授業が見える




授業の終了を告げるチャイムがなるまで後1分30秒、もう授業が終わるというのに気にせずマイペースに授業を続行しようとする担任をみて私は再び深い溜息をついた。



「こら貴様ら真剣に聞け！！留年させられたいのか！？」



いつまでも騒ぎ続けているクラスメイトを50代半ばの担任が怒鳴り声を上げて注意すると、わいわいと騒いでいた奴らがやっと静かになった。




はぁ、本当にくだらない。






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