マサ
『謝る必要なんてないよ!
車椅子だって…
姫は姫に変わりは
ないんだから!
何にも悪くないんだよ?
僕の方こそ知らなかった
とはいえ、ごめんね!』



彼女に傷付いて

欲しくなかった…



いや…

正確には

彼女との今の関係が

これで終わってしまうのが

怖かった……



僕は携帯の画面を

見つめながら

返事を待った…



どれくらいの時間が

過ぎたのだろうか…


長い…

まるで時が止まって

いるかのように

長く感じる…



返事は…まだか?



どうしよう?

ただ返事を待つ事しか

できない…



もう一度

メッセージを送ろうと

したその時!

メッセージが届いた!