「この子を、
よろしくお願いします」



彼女の父の言葉に、

僕は頭を下げ返した。



「はい…」



そして…



彼女の父と

姫乃の後ろを

代わった。



歩き去る彼女の

両親の背中を、

姫乃と2人で

見送った。



寄り添う2人の

寂しげな後ろ姿に、

僕と姫乃は

深く頭を下げた。



「僕らも行こうか…」


問いかける僕に、

彼女は笑顔でいった。


「うん。
今日から夫婦だね」



そんな姫乃に、

僕も笑顔で頷いた。



そして



僕らは歩き出した…



これまでの



別々だった道は



一つになった…



これからは



2人で歩もう



長い永いこの道を…



ずっと2人で



2人の道を歩き続けよう