ブログを書くのなんて

1日に一回あればいい方だ…

内容もいつも似たような

単調なもの…


なのにいったい誰が?



僕はコメントに合わせて

ボタンを押した…




なんとそこには

女子高生の名前があった…



彼女は【姫】という名前で

ブログを書いている。



僕はコメントを読んだ




『初めまして。
コメントありがとう。
これからもブログ
見て下さいね!
私もブログ読ませて
もらいます』



そう…



僕は昼間ブログを見た時に

コメントを残していたのだ。



コメントと言っても

短いコメントで

応援コメントみたいな

感じだった。



別に返事が欲しいとか

そんなんじゃなくて

楽しく読ませてもらった

お礼みたいな感じで

コメントを書いた。



まさかそのコメントを見て

わざわざ僕のブログに

返事をくれるなんて…



30過ぎの地味な男のブログを
この先見てくれるわけがない…


年齢も生活も全然違う

きっとコメントを残したから

とりあえず返事を

くれただけだ…



僕は特に返事は返さずに

携帯を置き…

眠りについた。




朝…

またいつもと同じ朝…


今日もまた同じ1日が始まる。

いつものように会社に行き、

いつものように帰ってくる…


リピートのかかった

CDみたいに…

ずっと同じ事の繰り返し…



今日も1人の食事…


簡単に済ませて、

携帯を手にブログを書く。



これも毎回同じ様な内容で

コピーして貼り付けても

いいような内容…



とりあえず言葉、

書き方だけを変えたブログを

更新する。



そして…

いつものブログ閲覧に

精を出す…



すると…



僕のブログにコメントが

入ってきた…



まさか?と思いながらも

コメントを確認した…