しばらくすると熱が上がってきたのか頭がボーっとしてきた。 38度からさらにあがるってどうなのよ自分。 「どうしたの?もしかして辛い?」 健也さんが心配そうに私の顔を覗き込む。 きっとこういう人がいいお父さんになるんだろうな… 「大丈夫です…」 「大丈夫じゃないでしょ」 うっ… じゃあ最初っから聞かないでください。 と言いたいところだけど、そんなの失礼すぎて言えない。 「寝てれば治りますから…」 私は健也さんに背を向ける方向に体を動かした。