「浅田ってさ~眼鏡とればイケてると思わない??」


「えぇ~ダサいもんはダサいでしょ!!」




そう言って否定したのは前田千佳17歳。


あと一年で高校生活も終わる女子高生。


人より冷めているのが私の特徴。





「千佳って浅田のこと嫌いなの?」


「別に~」




そう言って興味ないと言ったような顔をする私。


でも本心は異なったりするのだ。


浅田先生ね~


別に嫌いじゃないよ…


むしろかっこいいって本当は知ってるよ。


だって見たもん。


そうあの日の夜に…