私はそう思ったらいてもたってもいられず
寝室から出ておそらくリビングにいるであろう先生のところに向かった。
「先生…」
「どうした?寝てろって言ったよな?」
心なしか先生の機嫌が悪い気がする。
というか絶対に悪い。
それが誰のせいなのか私にはわからなかったけど…
「あの、やっぱり先生が生徒の家に入った上に看病だなんてばれたらヤバいんじゃないですか…?」
「この前俺の家に押しかけて泊まったやつがいうセリフか?」
そう言われさらに熱の上がった私。
そうだった…
完全に忘れてたけど私この前先生の部屋に泊まったんだっけ。


