ガチャ

「ここが、サッカー部の部室。」
「・・・・。」
「あ、きたねぇな・・。まぁ、だからマネージャーがほしかったんだ(笑)」

・・・。
私は今、
びっくりしてます。
だって、
部室が・・・・
汚い!!
なんじゃこりゃ・・・。

「碧ちゃん?」
「え?、あ、はい?」
「大丈夫?」
「あ、はい、たぶん。」
「あ!碧ちゃんやん!!」

・・・?
だれ?
なんで、名前・・・


「その顔は分からんか・・。俺、同じクラスの渡。」
「・・・。あ!こけてた人!?」
「お前・・・こけてたの?」
「・・・はい。こけました。」
「あぁ~。よろしくね。」
「で、今日は見てるだけでいいよ。」
「はい。」
「入るかもわかんないしね。」
「はい・・・。」
「なに?碧、はいんの?」
「いや・・・」
「渡、お前黙っとけ。」
「はぁ~い・・・。」
「あ、じゃあ!今日は掃除してます!」
「良いのか?」
「はい!」
「部長~行きましょう~」
「おぅ。んじゃ、悪いが掃除頼む。」
「はい!」

と、言ったのはいいものの・・・
凄すぎる・・・。

~部活終了~
「碧ちゃん、、、大丈夫?」
「あ、はい。掃除は終わったんで。」
「ごくろ~さん♪」
「ありがと、渡君。」
「渡でええわ。」
「おい、渡。俺帰るぞ。」
「そぅ、せかすなや。」
「・・・?」

この人だれ?

「ほら、碧ちゃんが『だれ?』になってるわ。」
「そんなの知るかよ。」
「渡・・・誰?」
「サッカーバカの皓也やで。一応同級生。」
「へぇ~・・・。」
「おい、帰るぞ。」
「わかっとるわ。碧ちゃん方向どっち?」
「あ、左です。」
「あ!一緒やな!せや、一緒帰ろうや♪」
「あ、私はいいけど・・・」
「皓也はええねん。」
「は?」
「せや、行こうや♪」