恋愛同盟

「その人、結構な人気者だよ?」



「マジかよ…そんな奴がお前に?」



そう言い放った隼人の頭を軽く叩いた。


失礼な奴だ。




「昼休み行くのか?」



「うん。行く」



私にとってはまたとない話。



「まだ告白だとは決まってねぇぞ」



「そうかもしれないけど…仲良くなれるかもしれないし」