「美緒(ミオ)!あんた早くしないと置いてくよ!」 「わかった今行くー!じゃあね、隼人(ハヤト)。また後でね」 友達に呼ばれた美緒はそう告げて去って行った。 …今になって後悔している。 美緒と恋愛同盟なんてものを結んでしまった事を。 アイツと親しい関係になれたものの、もう友達という関係から抜け出せなくなってしまった。